LGBTってなあに?
人は誰もがそれぞれの性的指向や性自認を持っています。今の社会は、出生時に割り当てられた性と性自認が一致していて、性的指向が異性に向かう人がマジョリティとされています。出生時に割り当てられた性と性自認が一致していることをシスジェンダー、性的指向が異性に向くことをヘテロセクシュアル【異性愛】といいます。つまり、性的マジョリティーとは、シスジェンダーかつヘテロセクシュアルの人々となります。
あなたがどのジェンダーであっても誰を好きになってもならなくても、それぞれが尊重すべきあり方です。
ジェンダーに関する用語集 パートナーシップ宣誓制度について
※ LGBTとはレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー/トランスセクシュアルの頭文字からなる語ですが、本団体ではそれら以外の性的マイノリティ(アセクシュアル、Xジェンダー、クエスチョニング、ノンバイナリー、クィアなど)をも含む語として使用しています。また、それらすべての総称を表す頭文字でLGBTQQIAAPPO2Sとなり、最後のO2Sの部分は、Oと2Sになり、2SはTwo Spirit (トゥースピリット)と言い、複数の性的役割をする男女としてアメリカやカナダの先住民で認識されている性で自分は男性女性両方の魂が存在し両方の役割を果たしている人のことを意味しています。
注意したい言葉
当事者の方が日常的に困っていること
多様な性自認・性的思考に対する理解や支援であることを意味するアライ (Ally) になることは社会づくりの第1歩です。
LGBTQ+に関する動き
1969年 ニューヨークでゲイバーへの警察の強制捜査に反発する暴動発生(ストーンウォールの反乱)
1970年 ニューヨークで世界初のプライドパレードの開催
1990年 動くゲイとレズビアンの会が東京都府中青年の家で合宿中に他団体から差別を受け東京都を提訴
1994年 東京都で日本初のプライドパレード開催
2001年 オランダで世界初の同性婚法制化
2011年 国連人権理事会で個人の性的指向・性自認を理由とする暴力や差別に由々しき懸念を表明
2015年 アメリカ全州で同性婚を法制化
2015年 渋谷区と世田谷区で同性パートナーシップ宣誓制度導入
2019年 台湾でアジア初の同性婚法制化
2021年 スイスで国民投票により同性婚法制化
2021年 札幌地裁で同性婚を認めないのは違憲判決
2022年 東京都が11月1日からパートナーシップ宣誓制度を開始